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フィリングとは

クルマの性能を維持するために不可欠な液体を生産ラインで注入。

フィリングとは、クルマの性能を維持するために不可欠な液体を、新車の生産ラインで自動的に注入する装置のことです。液体はエンジンオイル、ミッションオイル、ラジエーター液、ウインドウォッシャー液をはじめ数十種類におよび、すべての液体について個別の装置があり、それぞれに開発するソフトウエアでバルブの動作を制御しています。それらを一体化したフィリングシステムを設置するのは、生産ラインの最終工程です。工場のオペレーターが完成車に注入ガンをセットすると、それぞれの液体が自動的に充填されます。メーカーや車種によって異なる生産ラインのスピードに合わせ、100%の真空状態を維持しなければならないので、きわめて繊細な技術と言えるでしょう。

業務内容

技術開発・
設計
設計担当はお客様先でのニーズのヒアリング、各装置の仕様検討、基本設計、詳細設計、試作品の評価が中心。開発担当はバルブの動作を制御するソフトウエア開発が主な仕事です。SVエンジニア、製造部門の要望も反映し、「作りやすく、拡張性が高く、誰にでも扱えるシステム」の構築を目指してください。
SV
エンジニア
完成したフィリングシステムをお客様の生産工場に設置し、他の機械設備との連結・調整を行って量産ラインを構築。稼働後は定期的にメンテナンスを行い、現場で発生する課題や新たなニーズを汲み取って社内にフィードバックします。入社後の早い時期から海外で仕事をするチャンスがあります。

主力製品

  • ブレーキフルード
    真空充填装置

    真空方式と加圧方式によるブレーキオイルの充填が可能。液量の調整も容易です。

  • パワーステアリングオイル
    真空充填装置

    パワーステアリングオイルの供給装置。設置場所を選ばないコンパクト設計です。

  • エンジン冷却水
    真空充填装置

    クーラントの原液と水を自動的に混合し、一定の濃度で注入を続ける装置です。

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