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すべての工程に深くかかわり
ゼロから1を作る仕事です。
根本 憲孝
技術開発部 設計担当
2015年4月入社

仕事内容

フィリングシステムのコアとなる液体注入装置と注入ガン(設備と車両を接続するアダプタ)の設計が私の仕事です。営業を交えて行うミーティングに出席して開発期間と予算に関する意見を述べ、決定事項に基づいて図面を作成。その過程では、SVエンジニアと製造部門の要望だけでなく「誰でも使える装置にする」という私自身の矜恃を可能な限り盛り込んでいきます。フィリングシステムは自動車生産ラインの一部ではなく「工程そのもの」ですので、お客様の工場の全体図も2D・3Dで作成します。そしてCAE解析を行い、試作品のチェックを経て、お客様をお呼びして行う動作テストにも立ち会う。これが基本的な流れになりますね。今後はシーリングポンプの設計も担当する予定です。新しいことに挑戦してこそ成長できると思っているので、プロジェクトのスタートを心待ちにしているんですよ。

仕事で大切にしていること

これは大手自動車メーカーの開発職時代に学んだことで「誰でも使えるものを作る」ということです。ボタンひとつですべての機能を制御できれば、生産ラインに入るオペレーターは自動車に詳しくない未経験者でも務まります。人件費を削減できるうえにヒューマンエラーも減るのですから、コスト管理が命題の生産現場にとってこれほどありがたいことはないでしょう。ただ、それを教わった会社では私が考えていたものづくりはできませんでした。なぜなら、新車の開発において要となる設計図面を作成するのは、自動車メーカーの開発職ではなくサプライヤーの仕事だからです。その現実は変わらないと知ったので私は自動車メーカーを離れ、当社へ来ました。今までに学んだことを生かし、技術者を志した時から理想としていた「すべての工程に深くかかわってゼロから1を作る」仕事ができているのですから、これほどうれしいことはありません。

記憶に残る出来事

この先も忘れないと思うのは、入社して初めて担当した案件ですね。お客様は日本の自動車メーカーで、「フィリング装置の移動速度を30秒から40秒へ変えてほしい」というオーダーでした。装置には台車が付いていて、生産ラインを移動するクルマの速度に合わせてフロアに設置された2本のレールの上を行き来します。ですから速度を変える方法としては、レール間の距離を替え、装置に内蔵したモーターを入れ替えることが挙げられます。そのため現地では採寸と記録撮影、担当者に対するヒアリングを入念に行いました。ありがたかったのは、初めての仕事にもかかわらず上司と前任の先輩が自由にやらせてくれたこと。見えないところで助けていただいていたのでしょうが、お客様からねぎらいの言葉をいただいた瞬間、「この仕事でやっていける」と手応えを感じることができました。

これまでのキャリア

1年目
フィリングシステムの注入ガンの設計を担当。「機械設計は初めてでしたが、上司・先輩のサポートのおかげでスムーズに入っていけました」
2年目
液体注入装置本体の設計をスタート。開発期間・予算の検討から図面作成、稼働後の問い合わせ対応まで、すべてにかかわるエンジニアに。
現在
新設工場への導入や、他社システムとの入れ替えなど大規模な案件では海外で事前調査を行う。今年からシーリングの設計も担当する。

休日の過ごし方

天候次第ですけど、地元の平塚でサーフィンをすることが多いです。海岸まで自転車でぶらりと行ける距離なので20年以上続けています。10代、20代の頃は出勤前に海に入ることもありましたが、今は年齢を考えて控えています。

学生へのメッセージ

私が大手自動車メーカーを離れたのは、図面作成、解析、コスト計算、社内外との折衝など、設計者としても最も重要な仕事ができる場所ではないと知ったからです。そして今、私が当社にいるのは、そのすべてができるからに他なりません。大企業に勝るとも劣らない知見とノウハウが満ちあふれたこの場所で、唯一無二の技術者を目指しませんか。

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