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Member 03
日本ならではの職人気質を
世界で発揮できる技術者に。
寺井 悟史
技術部 SVエンジニア
生産工学部応用分子化学科卒/2013年入社

仕事内容

私の仕事は、シーリング・フィリングシステムのエンジアリング全般です。お客様は日本の大手自動車メーカーで、国内案件は稼働中のシステムの部分的な入れ替えやカスタマイズがほとんど。海外では新設工場への導入や他社製品との切り換えが中心で、私は入社以来、アメリカ、メキシコ、ブラジル、マレーシア、ベトナム、インドなどで仕事をしてきました。今も月に一度は出張していますね。海外では、フィブグループのフランス本社を介して導入されたシステムの更新時に、当社が設計開発したシステムへと切り替える場合もあります。これは、性能が同等のシステムを提供できるのであれば、設計から、設置、導入後の改良、メンテンスまで、微妙なニュアンスを汲み取って対応できる方がいいと判断されたということ。要求されるレベルは必然的に高くなりますが、SVエンジニアにとってはやりがいを感じずにはいられない案件と言えますね。

仕事で大切にしていること

日本人の職人気質というか「引き受けた以上はできる限りのことをしてあげたい」という気持ちが強いですね。たとえば、出荷後の仕様変更などがそうです。お客様には必ず日本での最終検証に立ち会っていただいていますが、現地へ入ったら担当者が変わっていて「タッチパネルのボタンの色と位置を変更してほしい」と頼まれることもあります。それを引き受けると何のための契約であり、検証立ち会いなのかという話になりますが、困っているユーザーが目の前にいて、その問題を解決できる方法を知っているのならやるべきだと、私は思います。そう考えるのは、先輩たちの背中を見て仕事を覚えてきたからでしょうね。私は後輩や新人の前では「頼まれた以上俺はやるけど、君は無理しなくていいからな」と言いますけど、胸の内ではそんな気質を受け継いでほしいと願っているんですよ。

記憶に残る出来事

私にとって初めての海外出張は入社2年目。案件は北米向けの乗用車を量産するために新設されたメキシコの生産工場へのフィリングシステムの導入でした。期間は延べ2ヵ月半。想像以上に難しかったのは、現地のインフラに合わせた真空ポンプの微調整です。空気圧や水圧のわずかな違いで動作に影響が出てしまうので、国内工場と同様の性能を引き出すのは至難の業でした。そこで私は、メールと電話で日本の上司・先輩に解決策を教わって試す、という手段をとりました。人に頼るのは恥ずかしいことではないと考えられたのは、何でも遠慮なく話せる人がいるからこそ。事実、最後までやり遂げることができたのは、何度トライしてもうまくできず、長距離電話で愚痴っぽくなってしまった時も「気が済むまで話せ」と言ってくれた先輩たちのおかげです。自分もいつか、そんな存在になりたいと思ったという意味でも忘れられない仕事ですね。

これまでのキャリア

1年目
先輩に同行して全国の自動車工場へ行き、シーリング、フィリングの順で稼働中のシステムに触れてエンジニアリングの基礎を教わった。
3年目
お客様との仕様策定協議、図面作成の発注・確認、試作品の製造発注・評価など、ほとんどの仕事でリーダーシップを発揮できるようになった。
現在
国内外を問わず、プロジェクトの責任者として現場に入る。「自身の1年目を振り返りながら経験の浅い後輩や新人の指導も行っています」。

休日の過ごし方

長期休暇は海外のリゾート地へ出かけています。SVエンジニアの仕事は出張期間・間隔ともに明確なので、予定が立てやすいですよ。月に一度の楽しみは、横浜・東京にいる地元(香川県)出身の友達との食事会。私も含めてみんなお酒があまり得意ではないので、食にこだわって美味しいお店を探して集まっています。

学生へのメッセージ

海外で仕事をすることについてはいろんな考え方があると思いますが、私は海外へ出て多くの人と関わり、世界の市場が求める最新の車を生産するお手伝いをするなかで「技術者としてもっと成長したい」と考えるようになりました。そして今は海外プロジェクトならではのやりがい、達成感を皆さんと分かち合えることを願っています。

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